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  • 水戸の穴男が斬る!
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    サラブレ2013年1月で美浦ドリームの記事が掲載されました

    月刊競馬情報誌「サラブレ」2013年1月号の特集記事にて、美浦ドリームが記事として掲載されました。

    月刊競馬情報誌「サラブレ」2013年1月号

    なかなか興味深い記事に仕上がっております。

    掲載記事はこちらからPDF形式ファイルにて、ご覧頂けます。

    ▼記事抜粋

    穴を狙うなら世間の評価とは逆を行くべし!

    穴狙いに徹底し、トータル収支でプラスを目指している鏑木さんですが、大レースのピンポイント予想でも、本誌6月号でお願いした今年のダービーを的中。ワールドエース、ゴールドシップの人気馬を軽視して、本命ディープブリランテ1着、対抗フェノーメノ2着でズバリ。お見事でした。というわけで、ダービーと並ぶ大レースである有馬記念の予想も是非、お願いします。

    鏑木正三氏(以下、鏑木) 実は、予想サイトのユーザー様からも「有馬記念だけで良いから、絶対に当ててくれ」と言われることがあるんですよ。ただ、基本的に私はGⅠでもふた桁人気とか、シンガリ人気とかを狙っていきますから、当然、そうバシバシ当たるもではないですよ(笑)。私は”大穴を軸に買い続けていれば、いずれは超高配当に巡り合い、一撃でプラスになるはず”との理論を展開しています。昔の投資額がわかりませんのでトータルの回収率までは算出できませんが、最近の有馬記念では、アドマイヤモナークのおかげでかなりのプラスのはずですよ。

    --おおっ! 08年にシンガリ14番人気で2着した馬ですね。3連単は98万5580円の高配当になりました。

    鏑木 ダイワスカーレットが人気を集めていましたが、私の注目馬は最低人気、単勝オッズ90・2倍のアドマイヤモナークでした。結構な中山巧者(それ以前の成績は【1・2・3・1】、GⅡ3着2回を含む)であるにもかかわらず、シンガリ人気とは舐められたモノですよ。最後の直線では大外をぶん回し、鬼脚を発揮してダイワに迫った時は、思わずテレビに向かって叫んでしまいました(笑)。

    --それは興奮するでしょう!

    鏑木 ある意味、『美浦ドリーム』立ち上げのきかっけとなったレースかもしれません。これを機に将来、競馬予想会社を立ち上げたいと、真剣に思い始めた気がします。「単勝期待値理論」でシュミレーションを繰り返していた真っ最中で、そのときはまだ未完の段階でした。情報会社設立を決断したのは、翌年のJRA主催の「オッズマスターズグランプリ」で3位に入った時ですがね。

    月刊競馬情報誌「サラブレ」2013年1月号

    --この年に的中していれば向こう10年くらいは外し続けても有馬記念の収支はプラスを維持できそうですよね(笑)。

    鏑木 回収率に拘ると、どうしても穴狙いに徹しざるをえないんですよ。たとえば、個人的に毎年良績の福島開催では、今年の的中率はたったの14%ですが、回収率は269%です。1日全レース買っても当たるのは1レース程度。それでも本命サイドは捨てて、専門紙などでまったく無印に近い馬を軸にし、さらに印の薄い馬に流すという買い目に徹底しています。競馬でプラス収支にするにはこのやり方しかないんです。ただ、心折れずに10レースくらい連続して外しても、笑って穴狙いが出来る根性と精神力が必要になりますがね(笑)。? ?徹底してますね~。精神力も必要ですが、予想に対しても思い入れや好みもいっさい排除して、ドライに向かい合わなければいけないような気がします。
    鏑木 当然です。馬券検討に感情を入れることは御法度です。ですから、私は好きな馬もジョッキーもいません。また、一度良い思いをさせて頂いたからといって、同じ馬を追いかけ続けることもありません。買えるのは実力より人気が下と、「単勝期待値理論」によって判断したときだけです。

    --それでは、思い入れのあるような馬もいないんですね。

    鏑木 しいて好きな馬を挙げるなら、97年に皐月賞、ダービーを勝ったサニーブライアンでしょうか。当時のクラシック戦線では最初からこの馬しか見ていませんでした。皐月賞(11番人気)でもダービー(6番人気)でもこの馬の単勝馬券のみを買っていました。穴を狙うきっかけを作ってくれた、自分の中では最高の名馬です。この馬に着目できたことで何か大きなモノを掴んだ気がしました。それ以前も、本命党は絶対に勝てない、当たるレースは多くても間違いなくマイナス収支になる、ということには気付いていました。穴馬でなければ儲からない。ではその穴馬をどうやって探すのか、暗中模索していた頃でした。

    --有馬記念の話に戻りましょう。08年以外の予想はいかがでしたか?

    鏑木 昨年は7番人気2着のエイシンフラッシュ、9番人気3着のトゥザグローリーは推奨できましたが、単勝オッズ2・2倍のオルフェーブルは、売れ過ぎとの判断で消してしまいました。普通はオルフェーヴルは買えても他の2頭を買えずに的中を逃すというパターンなのでしょうが、私の場合は正反対になってしまいます(苦笑)。

    --それでも人気薄の2頭を推奨されていたのですから凄いですね。買い目の最終的な判断は自分でするとして、是非、注目馬はお伺いしたいですね。一昨年も荒れていますが、いかがでしたか?

    鏑木 推奨軸馬は14番人気、単勝オッズ75・9倍のトゥザグローリーでした。惜しくも勝ち馬ヴィクトワールピサとはハナ、クビ差の3着でした。前走の中日新聞杯で、いい走りをしたのに世間では評価されませんでしたよね。この年も1、2着は2、1番人気で、理論上ここまで押さえると、長い目で見て回収率が下がることになるので、流石に両頭は押さえきれませんでした。

    --年末の大一番というレースの性質上で、予想される際に気をつけていること、ポイントとなる点があれば教えてください。

    鏑木 有馬記念のような大レースは、普段馬券を買わない素人さんまで馬券を買いますよね。メディアに多く登場する注目馬に買いが集中し、あまり取り上げられない人気薄は、素人さんはほとんど買いません。よって、メディアで注目される人気馬は、さらに加速度的に過剰人気となり、その分、人気薄の妙味が増す傾向にあります。その間隙を突いて、毎年のように突っ込んでくる穴馬を、如何に拾えるかがカギになります。

    --具体的なポイントはありますか?

    鏑木 最終週に行なわれ、馬場の内が荒れてきますので、外差し傾向が顕著になってきます。こうなると一般的には、逃げ・先行不利、差し・追い込み有利と言われ、差し馬に買いが集中しやすくなります。ただ、以前と違って今は馬場の管理や芝の育成状態が非常に良いので、そこまで顕著な傾向にはなりません。そこで検討すべきは、皆さんと逆の考え方で、多少のリスクは覚悟の上で、比重を逃げ先行に重く置き、差し追い込みを軽く見ることです。もちろん、メンバー構成次第では逆もありますが。大事なのは穴を狙う以上は世間で言われていることの正反対を狙う、いわゆる逆張りが高配当への近道だということです。

    --それでは今年出走予定の馬についてのご意見を伺わせてください。まずは、オルフェーヴル。出走すれば1番人気濃厚です。

    鏑木 実力は誰もが認めるところです。ジャパンCも海外遠征帰りであの競馬は流石でした。不利さえなければ勝っていた、有馬記念で雪辱を果たすと考える方が大半でしょう。しかし、あの激戦後の反動、疲れが残っていないかは気がかりなところです。阪神大賞典や春の天皇賞の凡走経験から考えても、軸にはしづらいと判断します。それに穴狙いの私がまさかこの馬を軸にすることは出来ないでしょう(笑)。むしろこの馬が飛んでくれることを前提として予想した方が楽しいと思います。

    --例年、ジャパンC組が主力となりますが他はいかがですか?

    鏑木 3着のルーラーシップは上位2頭とはやや離された印象を持ちました。最近は常に上位人気に推されますが、出遅れ癖は致命傷です。人気と回収率から勘案すると、消した方が効率的です。エイシンフラシュは7着に敗れましたが、今回は意外に人気が落ちないかもしれませんね。ムラなところがある馬ですから人気なら消し、思ったより人気が下がっていたら買いといったところでしょうか。昨年の有馬記念も2着ですし、復活に期待したいところではありますが。

    --ゴールドシップはオルフェーヴルとの一騎打ちとの評価もあります。

    鏑木 意外にもファン投票の中間発表(11月29日、第2回)では、出走表明馬の中では4番手です。投票数は僅かの差ですので、本番ではもっと人気になるかもしれませんが、この結果を額面通りに判断すると、実力の割には美味しい可能性はあります。3歳馬で斤量も有利です。ダービーでは消しましたが、菊花賞勝ちで改めて秋の成長を感じさせてくれました。

    --その他の馬についてもお願いします。

    鏑木 海外遠征明けのトレイルブレイザーはちょっと荷が重たい気がします。中山は1戦1勝ですが、条件戦の少頭数の競馬で、しかも2年以上前のことです。ナカヤマナイト(9着)は天皇賞の着順から、さほど人気にはならないと思います。中山では重賞のオールカマーを勝っていますし、5戦して連対を外したことがなく、期待が持てるでしょう。ルルーシュは近走安定した戦績を残していますが、若干相手に恵まれている印象があります。しかも近走はほとんど1番人気でのものです。ただ、ファン投票の中間発表ではそれほど人気はなさそう(全体で15位)なので、当日の人気次第では馬券的妙味があるかもしれません。金鯱賞勝ちのオーシャンブルーは直線でわずかの隙を突いて伸びてきました。鞍上のゴーサインに素直に応える器用さがあります。ただ、今回のレコードにはそれほど価値があるとは思いませんし、相手候補までが妥当でしょうか。

    --お話は12月4日に伺っていますが、この時点ではまだまだ出走馬も流動的で、単勝人気も把握しづらいところがありますね。

    鏑木 そうですね。馬券的な妙味があるかどうかはオッズ次第になりますから。これが最終判断ではありませんので、そのあたりはお含みいただければ。

    --今日はどうもありがとうございました。

     - 月刊競馬情報誌「サラブレ」

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