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    競馬最強の法則 2013年7月号で美浦ドリームの記事が掲載されました

    月刊競馬情報誌「競馬最強の法則」2013年7月号の特集記事にて、美浦ドリームが記事として掲載されました。

    月刊競馬情報誌「競馬最強の法則」2013年7月号

    なかなか興味深い記事に仕上がっております。

    掲載記事はこちらからPDF形式ファイルにて、ご覧頂けます。

    ▼記事抜粋

    あの薬剤師馬券師が、ミリオン奪取に成功した!

    JRオッズマスターズ・グランプリ3位
    4月28日京都6R3連単的中!149万6590円GET!!
    4月28日福島1R67万2240円GET!!
    5月4日京都5R18万1890円GET!!
    5月12日京都6R38万3190円GET!!

    「人気馬とて恐れるに足らず、不人気馬とて侮る無かれ!」

    ★鏑木正三の馬券術★

    レースVTR を何度も何度も検証し、各馬の位置取りや不利等をジャッジ。このレース検証からオリジナルのスピード指数を構築する。さらに各馬の好走率を独自に算出。算出した好走率と単勝オッズを照らし合わせ、期待値の高い“儲かる馬”を炙り出す。この的中率より回収率に重きを置いた『単勝期待値理論』が鏑木の最大の武器である。

    やはりこの男はホンモノだった。前号で紹介した薬剤師馬券師、鏑木正三が100万馬券撃墜に成功したのである!
    一体、どんなロジックで予想を組み立てているのか。そこで今月は、鏑木の予想プロセスを余すところなく公開してもらうことにした。
    常識を捨てた男の新常識を頭に叩き込め!!

    先月号の取材後にも、3週連続で10万馬券を仕留めた脅威の予想!

    先月号に登場した薬剤師馬券師・鏑木正三に対する反響が凄まじい。それに呼応するかのように、鏑木の大穴的中も加速中。先月号の取材後、自身が主宰するサイトで、4月28日には福島1Rで3連単67万馬券、京都6Rで149万馬券を的中!5月4日は京都5Rで3連単18万馬券、5月12日京都6Rで12万馬券と、サイトで発表した予想が、3週連続で超万馬券をゲットしている。特に5月4日の18万馬券は、無料会員にも配信された渾身の予想。ご相伴に与った読者もかなり多いのではないだろうか。
    それにしてもなぜ、鏑木はここまでの大穴をたやすく獲れるのか?
    「『人気馬とて恐れるに足らず、不人気馬とて侮る無かれ』。これを座右の銘にしているからではないでしょうか」

    これは、かつて500円札のモデルになった岩倉具視が明治初期の欧米視察で語った「大国とて恐れるに足らず、小国とて侮るなかれ」をベースにして鏑木が作った格言であるという。
    「まあ、ハッキリいってしまえばパクリです(笑)。ただ、明治維新から日本を大国に育て上げた名士が多数輩出されましたが、彼らが先進国から持ち帰った一番大切なモノは、『新しい考え方』だと思っています。既成概念にとらわれない思想は、その後の日本に飛躍的な進歩をもたらしましたから。私も競馬新聞に打たれている”シルシという既成概念”を捨てて予想をしています。だから大穴が獲れるのではないでしょうか」

    たしかに、いくら1番人気が強いといっても、勝率は30%ソコソコ。7割のレースで1番人気は負けるのだ。これは「恐れるに足らず」というには十分な数字。ほぼすべてのレースで穴馬が付け入るスキはあるとみていい。

    先月号でも紹介した通り、鏑木の予想の根幹は、独自に開発したスピード指数と各馬の単勝オッズから儲かる馬を炙り出す『単勝期待値理論』にある。
    これを一般の競馬ファンが今から始めるのはあまりに無謀だから、『単勝期待値理論』が導き出した結論は鏑木の予想を参考にしていただきたい。
    それでも、予想時における鏑木の思想やそのプロセスを知ることは、予想力向上の大きなヒントとなるはずだ。今月はこの核心部分を掘り下げていうこととしよう。

    人気馬を切れるから穴馬まで手が回る!

    では、実際に予想する際、どういう思考で大穴ゲットにたどり着いているのだろうか。鏑木本人も会心の的中と振り返る、149万馬券的中にいたった4月28日京都6Rの予想の過程を振り返ってもらった。

    「4月28日京都6Rは人気馬がかなり怪しかった。1番人気の⑨モンマックス(単勝2.0倍)は、前走が減量騎手を起用しての2着、前々走は小頭数での3着と、オッズほどには近2走の内容は評価できません。前に行かないと自分の競馬が出来ないタイプでもあり、今回はテンに速い馬が複数いる。これは回収率を重視した場合、致命的ともいえる欠陥です。単勝2.0倍の馬は、10回走って5回1着を獲る実力があっても、回収率はトントン。モンマックスにそこまでの力はないと判断しました。
    2番人気の①キネオリュウセイは、関西馬ながら過去2走の良績はどちらもトリッキーな中山で挙げたもの。今回は地元の京都コースですが、走るかどうかはやってみなければわからない。単勝4.9倍の2番人気というのは、いかにもな切り頃です。」

    新聞のシルシに惑わされることなく上位人気馬をバッサリと切ることによって、人気薄にまで手を広げることが可能になる。
    「軸馬⑰メイショウライナー(3番人気、6.6倍)は、前走で中京の未勝利戦を好時計(芝1400mを1分22秒2)で勝っており、そのときの2、4着馬は次走、2走後にそれぞれ未勝利を脱出しています。掲示板を外した下位の馬も複数が次走で馬券に絡んでいるように、決してローカルの低レベル戦を恵まれて勝ってきたわけではありません。これは軸馬に最適、と判断しました。

    次に⑩ヤマノレオ(7番人気、22.1倍)ですが、近2走ともふたケタ人気で、前走は11番人気9着と、人気も着順も悪かった。しかし、着差は0.8秒差と極端な惨敗を喫していた訳ではありません。3走前の萌黄賞は4角で詰まる不利を受けて競馬にならず、2走前も道中詰まる不利を受け、競馬ができていませんでした。しかも、前2走で走った1600mは、この馬にとって若干長いと思っていたんです。陣営もそう判断したのか、今回は1200mへの距離短縮。あくまでも可能性の話ですが、一変する下地はあったわけです。となれば、人気が落ち切った今回は絶好の買い時でしょう。相手評価までなら十分イケると判断しました。

    ⑫クインスウィーティ(17番人気、266.8倍)は未勝利時代から、そこそこ好走してもほとんど人気にならない馬で、着順は悪くても着差はそれほどでもない、大負けが少ないタイプ。ハイペースに巻き込まれた前走を度外視し、距離短縮であらためて見直せば、狙って買えない馬では無いと判断しました。世間の評価は17番人気と低かったわけですが、人気がないから切るというのは間違い。人気がないからこそ、買いです」

    鏑木の読み通り、過剰評価の上位人気2頭はふたケタ着順に沈み、1着⑩ヤマノレオ(7番人気)→2着クインスウィーティ(17番人気)→3着メイショウライナー(3番人気)で決着。単勝260倍以上の超穴、17番人気が2着に入ったため、3連単は帯封馬券に跳ね上がった。

    同日の福島1Rも、同じようなロジックで的中にいたった馬券だ。
    「福島1Rの軸馬⑪デルマキタロウは、前走9番人気ながら僅差の3着。新馬戦と前々走は、中央場所の東京芝マイルで使われ、惨敗しています。素質馬の集うレースでの惨敗は仕方ない。しかし良い休養を挟んで、ローカルのダート短距離に矛先を変えた前走から、馬が変わってきたと思いました。これが4番人気(6.9倍)なら美味しい。少なくとも、人気になりそうな、⑥メイショウゴウワン(1番人気3.0倍)、⑭バクシンパワー(2番人気、4.9倍)、⑫キャストロメファ(3番人気、6.0倍)よりは妙味があるはずです。

    ②イサミノキセキは、新馬戦から3戦連続で凡走が続いていましたが、ダート短距離にシフトした近2走は5着、4着に入っています。私のスピード指数順では5位。勝率10%程度の算定でした。これで単勝10倍を切る人気が予想されるなら買い目に加えませんが、8番人気で単勝23.1倍なら、理論上の回収率は231%になる。確率は高くなくても、推奨するにはもってこいの馬です(註…単純計算で勝率10%は10回に1回勝つ。しかし、その1着時にオッズが10倍未満では、10回トータルでマイナスになってしまう。オッズが10倍以上つく場合に限り、買う価値がある=妙味のある馬となる)。
    ⑮バーニーズ(9番人気、33.7倍)は、中山ダート1200mの新馬戦で2番人気に推された馬。この条件の新馬戦には極端な素質馬が集まる訳ではありませんが、中央場所の2番人気は将来を嘱望されたことの証。ただ、その後は期待に応えられない競馬が続いていました。その敗戦の中身を吟味してみると、出遅れやハイペースで自分の競馬ができなかったことが響いているとわかりました。今回はローカル戦で、相手も弱くなっています。もし仮に自分の競馬が出来れば、入着くらいは期待できる。完全に人気を落とし切った今、やっと買いのゾーンに入ったと判断しました」

    ここでも上位の1~3番人気が総崩れとなり、1着②→2着⑪→3着⑮と、上位には鏑木が指名した馬たちが激走。3連単は67万馬券になった。

    “的中率より回収率”が競馬で勝つための心真理

    「下級条件戦、特に土曜日や午前中、ローカルのレースは穴馬券の宝庫です。プロの記者でさえ、判断材料の乏しさに迷い悩んでいるほどですから。しかも上級戦に取材力を集中させるので、しっかりとした予想ができないのでしょう。それでもシルシは打つわけで、そこに人気の盲点が生まれやすい。もちろん、人気馬が勝つことはたくさんあります。ただ、人気馬を追いかけているだけでは、コンスタントに馬券は当たるかもしれませんが、一向に儲からないはずです。
    的中率はどうでもいい。長い目で見れば、回収率が高い馬、人気の盲点となる馬を追い続けることこそが、競馬で勝つための真理なのです」

    毎週のように馬券を買っていると、どうしても「当てたい」という欲が出てしまい、ついつい人気馬を押えてしまいがちだ。だがしかし、それが勝ち組と負け組の分かれ道なのだ。

    「単勝期待値理論」が常識では手の届かない馬券を掴む!!

    会心の予想で100万馬券を鷲掴み!
    1,2番人気の⑨モンマックス、①キネオリュウセイを危険な人気馬と判断した鏑木は、前走の勝ちっぷりから3番人気⑰メイショウライナーを軸に。7番人気⑩ヤマノレオと17番人気⑫クインスウィーティも、近走のレースっぷりをこと細かにチェックしていた鏑木にとっては余裕で手が回る。結果、人気の2頭がふたケタ着順に沈み、⑩→⑫→⑰で決まった3連単は149万馬券となった。

    高配当馬券を仕留め続ける驚異の予想配信サイト 鏑木氏主宰 「美浦ドリーム」
    https://mihodream-neo.com/
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    メールアドレス info@mihodream-neo.com

    鏑木 正三 ・62年生まれ。
    09年JRAオッズマスターズ・グランプリにて3位入賞。「単勝期待値理論」を武器に、主宰する「美浦ドリーム」では、有料、無料の2パターンで予想を配信しており、超大穴馬券をコンスタントに仕留めている。薬剤師でもある。

    取材・文・姫園淀仁
    写真・武田明彦

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