ダービー285万馬券的中(サラブレ)
サラブレ2018年7月号で美浦ドリームの記事が掲載されました
月刊競馬情報誌「サラブレ」2018年7月号の特集記事にて、美浦ドリームが記事として掲載されました。
なかなか興味深い記事に仕上がっております。
掲載記事はこちらからPDF形式ファイルにて、ご覧頂けます。
▼記事抜粋
万馬券ハンター鏑木正三氏が
日本ダービー3連単285万馬券的中!
16番人気(単勝オッズ223.7倍)3着
コズミックフォースを軸馬にできた理由
先行馬が有利と見抜いて過剰人気の
1~3番人気を切り期待値の高い穴馬を発見
本誌ではすっかり御馴染みの現役薬剤師にして、『美浦ドリーム』主宰の鏑木正三氏が本ダービーでの史上最高配当285万馬券を仕留めた! 16番人気単勝オッズ223・7 倍の⑦コズミックフォースを推奨軸馬とし、前日のブログでも公開していたのだ。
なぜ、そのような大穴馬を軸馬にできたのか!? 編集部ではその理由を急遽、鏑木氏に聞いてみた。以下は今回の日本ダービーの鏑木氏の考察だ。
「まずはこのレース、実はオッズが非常に歪んでいました。 事前の評判が先行して、期待が実力より過剰に膨らんでしまった馬が目立つ典型的なレースだったと思います。
まず1番人気の①ダノンプレミアムです。4連勝で重賞3勝は文句の付けようがありません。しかし弥生賞から直行という臨戦過程を、競馬ファンは良心的に捉え過ぎだったと思います。ダービーを目指して皐月賞をパスと言うのも珍しいのですが、その皐月賞は挫石によって回避したという経緯から、中間の調整過程や仕上がりも懸念されていました。しかも2400mは初めてで、弥生賞より2割も距離が伸びています。圧勝した朝日杯FS1・5倍の距離になり、朝杯はあまり参考になりません。元々「負けるとしたら距離」と言われていた通り、距離適性は疑問視されていました。「やってみなければ解らない」のに単勝オッズ2・1倍の人気過剰馬となってしまいました。〝儲かる馬同士を掛け合わせる単勝期待値理論?の掟に従えば、この馬は買い目には入らなくなります。
2番人気の⑧ブラストワンピースは、毎日杯から直行という、これも比較的異例な臨戦過程で臨みました。確かにタイムも優秀で、ゆりかもめ賞は圧勝でした。底知れない魅力が、「ダノンプレミアムを倒すのはこの馬しかいない」と評判になり、競馬ファンの心を煽ったのでしょうか、人気が過剰反応してしまったのではないでしょうか。土つかずの3連勝で臨みましたが、家賃が高かったと思います。
3番人気の⑤キタノコマンドールに至っては、新馬とすみれSを勝っただけです。皐月賞では外から猛然と追い込んで、届かず5着まででした。この末脚は直線が広くて長い東京コースの2400mなら生きるはず、負けて強し、との評価も多かったようですが、これも期待し過ぎです。経験は少ないが上昇度は高い、という評価もありましたが、やはり経験の少なさを露呈する結果となってしまいました。鞍上人気もあったのでしょうか、この豪華なメンバーの中で3番人気にまでなってしまったのでは、手が出ません。
この3頭は、いずれも皐月賞馬券圏内組や青葉賞組といった、王道の臨戦過程ではありません。未知の魅力を秘めた馬達、という評価で十分だったと思います。そのような馬は、人気薄でこそ投資のし甲斐があるはずです。しかしいずれも過剰な上位人気馬でした。人気馬が必ずしもアテには出来ない、大荒れの臭いがプンプンしました。これらはブログにも掲載した理由の一因にもなっています。
未知の魅力、という点では、推奨軸馬となった⑦コズミックフォースの方が、遥かに上になります。可能性に賭けるなら、コチラの方が断然お得です。出走馬のレベルが疑問視されたプリンシパルステークスを勝ち上がって、ここまで駒を進めて来ました。しかもそのレースは、アタマ差の辛勝でした。プリンシパルステークス組は、過去にもさほど活躍していません。しかも中2週のローテーションです。鞍上もC・ルメールが⑮ステルヴィオを選択した為、石橋騎手に乗り替りました。彼はダービー初騎乗です。とういことで、世間からはまったくと言っても過言ではないくらいに評価されず、ほとんど話題にさえなりませんでした。そうなんですか……。
今回のダービーは、それほど前に拘る馬が少ないので、あまり早い展開にはならないだろうと考えました。今週からCコースになり、前で運んで内を突く馬が楽な展開になり、なかなか前が止まらず残りやすくなると考えました。また外から差してくる馬達が届きにくいレースになるだろうと想像しました。
推奨軸馬となった⑦コズミックフォースは、新馬戦で出遅れたり、1月の京成杯で後方から追い込んで2着に入ったりしている馬なので、一見差し馬に見えそうです。しかし未勝利勝ちやプリンシパルステークスでは、中団前から進めて勝っているように、本質的には前で進めたいタイプだと思いました。東京コースでは3戦2勝という、コース適性も背中を押してくれました。中2週でも、乗っている今こそ激走の気配は十分です。結果は4番手から進めて、驚異的な粘り腰を発揮して後方からの追随を許さず、3着に粘って大波乱を演出しました。勝ち馬からは半馬身差クビ差です。鞍上の好騎乗も光りました。期待度が低い分、鞍上も気楽で思い切った騎乗が出来るはずです。
騎手を頼りにするなら、回収率に疑問符が付くトップジョッキーより、比較的地味な穴タイプの騎手から馬券検討した方が有利です。ブログでは、〝最後の切符を手中にして駒を進めてきたこの馬。全く人気は無いが、舐めてはイケない。目頭が熱くなる走りを、この本番で見せて貰おう?という表現になりました。ホントに目頭が熱くなりました。
また⑰ワグネリアンも、後方からだと脚を余したり不発に終わるケースもあるので、今回は前で勝負すると考えました。鞍上の攻めの騎乗で、4コーナー6番手の好位からの競馬となりました。不発に終わった1番人気の皐月賞で7着。その着順が嫌われて、今回は5番人気まで評価を落としていました。この素質馬がこのオッズなら、コレは美味しいと考えました。
⑫エポカドーロは、ここで有利な先行馬です。皐月賞は展開に恵まれたとの評価もありましたが、恵まれただけではGⅠ馬にはなりません。逃げる展開にはなりましたが、皐月賞馬の意地で2着に入りました。この馬は実力の割には、あまり人気になりません。ここは相手推奨となりました。
穴馬券で一発を狙うなら、⑦コズミックフォースは主役に推して最もふさわしいと判断しました。人気にはならないだろうな、とは思ってはいましたが、16番人気単勝オッズ223.7倍は不当な低評価です。これは軸馬として推して、世間をざわつかせなければなりません。『美浦ドリーム』は誰もが思ってもいなかった結果を残してきました。究極の穴狙いに徹した結果、ダービー史上最高配当が獲得出来ました」
いかがだっただろうか。鏑木氏は予想をする際に独自の〝単勝期待値理論?を駆使して、徹底的な穴狙いに徹する。それは的中率よりも回収率に拘るからこそなのだ。もちろん、これまで、何度も本誌で的中例を紹介してきたように、穴馬を軸馬に推奨する際にはそれなりの理由がある。今回の日本ダービーでもそれが証明されたのではないだろうか。
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