夏は牝馬！注目の1頭

サラブレ2012年9月でも美浦ドリームの記事が掲載されました

月刊競馬情報誌「サラブレ」2012年9月号の特別企画「夏は牝馬！注目の1頭」にて、美浦ドリームが記事として掲載されました。

なかなか興味深い記事に仕上がっております。掲載記事はこちらからPDF形式ファイルにて、ご覧頂けます。

▼記事抜粋

トップ騎手の狙い方

北海道シリーズには、横山典、藤田、岩田騎手など有力騎手が集まります。逆に小倉では武豊騎手に有力馬が集中し、いつにも増して人気過剰になるケースが見られます。私の場合、トップジョッキーが有力馬に跨がって過剰人気していれば、買い目から削除するケースが多々あります。それは、トップジョッキーは勝率は良くても、長期的に見ると回収率がプラスになることは稀であるためです。狙うなら人気薄に跨がった時に限ります。彼らは馬の能力を最大限に発揮する能力に長けています。
またローカル競馬では馬や騎手が各地にバラけ、若手の減量騎手や年間10～20勝クラスの騎手、中堅ベテランと呼ばれている中でもいぶし銀の腕を持つ騎手の騎乗機会が増えます本来ならこれらの騎手の騎乗馬も軽視できないはずなのですが、競馬メディアはローカルを軽視する傾向があり、安易な予想がなされてしまうため、実力が過剰評価され◎が集中する馬が多数出現し、逆に減量騎手らが跨がって好走する可能性のある馬が見逃されることがあります。その間隙を突けば、好走する可能性のある人気薄をチョイスできるでしょう。

3歳未勝利が面白い

新馬戦でまずまずの結果で、しかし春先ハイレベルのレースで着順を落として、短期の休養を挟んで立て直してきた馬などは、人気の割に美味しい場合があります。春先までは、仮にレース条件がその馬に合っていなくても、クラッシックなどを見据えて芝のマイルや中距離戦に使われる傾向があります。しかし、そろそろ後がなくなる夏競馬では、そんなことも言ってられないので、前走ハイレベルの芝2000mで凡走→次走ダート1200m戦を使ってきて人気薄で未勝利脱出というケースが見られるようになります。
条件変更初戦の狙い方は、「もしかしたら走るかもしれない」という可能性を秘めている人気薄を狙う限ります。走るかどうかやってみなければ分からないのに、わざわざ人気馬を狙うのはリスクが大きすぎます。この時期は大半の未勝利馬が全力でメイチの勝負に出ます。過剰人気馬から買う義理はありません。可能性は低くても、条件変更、減量騎手器用、荒れ馬場の逃げ、開幕週の追い込み、重馬場などで一変の可能性のある馬を見つけ出すことが肝要です。